当研究室では、都市の脆弱性など、都市のもつ特質ゆえに、発生しあるいは拡大する広範なリスクから、人々の命や財産、機能をまもることを目的として、都市の空間や資源を総合的に制御し管理するための理論の構築をめざしてます。そのため、まちづくり、生活支援システム、防災・環境教育、環境管理システム、防災関連法制度など、そして、それらの総体としての防災文化を対象とした研究を展開するとともに、被害を受けるのも被害を防ぐのも人であるという視点から人的因子を重視し、災害時の心理や生理、避難行動や群衆歩行の特性、空間の管理や認知などを対象とした研究を学際的に展開しています。